スマートフォンサイトはなぜ必要なんでしょうか?
スマートフォンは、画面の小さなPCです。だから、スマートフォンサイトなんて必要なく、PCサイトをそのまま使えばいいという声も一部にあります。考えてみると、フューチャーホンの時代にも、OPERAなどのPCサイトビューアーというのが搭載されていて、それでなんとかWEBを閲覧することができたからでしょう。
しかし、ここで大きく異なるのは、スマートフォンはPCのサブではなくPCと同じか、もしくはそれ以上の役割を持つツールになってきたという事実です。
実際に、ユーザービリティが悪いサイトは離脱が起こる。
いくら画面サイズが大きくなったとしても、スマートサイトのスクリーンサイズは小さいのです。たとえば、それが5インチ以上だったとしても。またタッチやスワイブなどの操作系のユーザービリティも異なります。
そのため、スクロールやピンチングを常に行うようだったら、めんどくさい。思ったところをなかなか探し当てられない。などというストレスが生まれてしまいます。また年配の方なら小さな文字が見えないという問題もでてくる。これは大きなストレスです。
もうひとつは、ダウンロードのスピード。再現スピードの問題がでてくる。
GoogleのGOMOによると、再現までに5秒以上かかってしまうサイトの場合だと、そこをアクセスする人の74%は離脱をしてしまうというデータもあります。
「多くのモバイルユーザーは、いつも急いでいる事が多く、タスクをきっちりやり遂げないとストレスを感じてしまう」(GoogleのGOMOより)。
そこで弊社のWEBサイトをMobifyを使って、スマートホン用に変換し、その再現スピードをGoogleのGOMOのテスターにかけて診断してみることにした。
(おわび;GOMOのサービスが休止となったようです。そのため画像が表示されません。ご了承ください。
まずはPCサイトそのものをスマホで読み込んでみましょう。
上記がDOMOのWEBサイトをそのまま再現したものです。
再現スピードは、8.46秒
Google の許される規定からいうと、3.46秒遅れです。
状態としては、iPhone向けなのか、上部の白い部分はFlashで作っていたためにシロ抜けの状態。PC向けに作った横二段の構成は、圧縮されてなんとか閲覧は可能ですが、どれも押しにくいということがおわかりでしょう。いざという時のエマージェンシー用にしかなりません。
次に、Mobifyでつくったスマホ専用のDOMOのサイトを計測してみる。
再現スピードは、なんと0.79秒。!!!! 10分の1以下の結果。
ものすごく早いのがおわかりでしょうか? 超速、爆速、極速、鬼速の世界です。
見にくいかもしれませんが、
YOUR SITE LOADED IN 0.79 SECONDS. が、確認できるでしょうか?
さらに続いて、ほかのサイトもテストしてみました。4つの構成。ニュース、会社案内、サービス内容、アクセス(地図)の基本4点セットです。PCサイトのFlashもJPGに置き換えてきちんと表示。また、デザインも親指操作を意識し、押しやすく「空白をしっかりデザイン」してあります。
表示のためのロード時間はとにかく短くに限ります。
ただでさえ、モバイルの3G回線がパンク気味で、遅くて仕方がないという声が聞こえてきます。平均でも3Gだと1〜2Mbpsのダウンロードが現実的なところです。そのためスマートフォンサイトはとにかく「軽量である」というのが大事になってきます。
DOMOのスマホサイト http://www.domore.co.jp/
※PCサイトと同じURLですが、スマホからアクセスするとそのまま再現できます。
参考:GOMO http://www.howtogomo.com/
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