2013年7月22日月曜日

モビファイが、Googleのマルチスクリーンベンダーに推奨の理由

モビファイが、米Googleのマルチスクリーンベンダーに認定!

うれしいニュースです。
 米国のGoogleから、弊社のパートナーのモビファイ(Mobify)が同社のマルチスクリーンベンダーとして認定されました。
 マルチスクリーン対応として、クラウド型のレスポンシブウエブデザインを提供する同社のサービスがこうして、はっきりとお墨付きを得たのです。パートナーとしての我々としても、このモビファイサービスを日本で展開できることを非常にうれしく思います。


https://sites.google.com/a/domore.co.jp/speed/

モバイルファーストからマルチスクリーン時代へ。


 そもそもモバイルファースト対応というキーワード以上に、マルチスクリーン対応が注目されているのはご存じでしょうか?スマートフォンまたタブレットを利用者がシフトするということではなく、スマートフォンを起点にタブレットやPCへの行動の遷移が重要視されているからです。スマートもタブレットもPCも、どのデバイスを利用し、どう遷移していくのか重要になっています。


重要なのは、ユーザー遷移を知るということ

モバイル表示への対応がひととおりの目処がつくと、次に重要なのは何になるでしょう?
 表示スピードの高速化性能も大事ですし、UI/UXをどう高められるかというデザインの柔軟性も重要です。
 表示スピードは、Eコマースのコンバージョン率に直結します。またA/Bテストなどで、モバイルUIを改善することで、コンバージョン率が跳ね上がってきています。
また、なにより重要なのは「ユーザー遷移」を把握できるアクセス解析のしやすさも大切なポイントになってきます。

領域が異なったり、リダイレションが多いと遷移は見えにくくなる。

残念ながら、スクラッチ別サイト構築したり、mドットのようなプロキシーソリューションで作られたサイトは、そもそも領域が異なってしまいます。つまりランディングページが複数異なる場所にあります。
 これでは、異なるチャンネル単体でのCTRやコンバージョン率は見えにくくなります。上記のGoogleの図のように、それぞれのデバイスで遷移するの時代となると、Webはどのスクリーンにおいても、レスポンシブウェブデザインと同じ1つのURL=「OneWeb」であることが非常に重要になってきます。

 アクセス解析のテクニックの問題だけではありません。リダククションを繰り返したり、mドットのような最初から領域のことなる対応では、入り口と出口はみえても、その間の遷移が見えてこないからです。

こうした理由から、Googleは、常に重要なのはOneWebであること、つまりレスポンシブデザインを推奨してきていました。

 マルチスクリーンの時代において重要なのは、「One Web」であることです。それは表示方法を超えて、ユーザーがどこからやってきて、どこへ遷移していくのかを把握するためのマーケティング活動そのものを意味しています。
 コムスコアのカントリーマネジャーの前川洋輔氏がこういいます。

「デジタルメディアは計測できるから価値がある」


マルチスクリーン時代こそ、OneWebという意味がますます重要になってでてきます。