2012年8月20日月曜日

一歩、明らかになったiPad mini

いよいよ噂が本物になるか? iPadミニ。


これは、現在の9.7インチのものではなく、ひとまわり小さな6~7インチのiPadの登場のことだ。



8月17日の日本経済新聞では、サムソン対アップルの訴訟における記事の中で、下記のような記事が表れた。

~ 将来の製品戦略にも関係する内容も飛び出した。故ジョブズ氏が否定的だったとされる画面サイズが7~8型前後の小さなタブレットについて「(ジョブズ氏から)承認を得た」とする電子メールをアップル幹部が他の幹部に送っていたという。
 サムスンが入手して明らかにしたもので、アップルは沈黙を守っているが、画面サイズが9.7型の「iPad(アイパッド)」よりも一回り小さなタブレット投入をアップルが準備しているという噂が信ぴょう性を帯びてきている。~(2012/8/17 22:01 日本経済新聞 電子版)

この記事はつい3日前のものだが、今月になり、この記事の裏付けをとるような噂の記事が
たくさん表れてきた。

例えば、値段は249ドルとか、発売は9月21日とか、Retinaディスプレイ搭載とか。

詳しくは下記を参照してもらうことにしよう。
http://matome.naver.jp/odai/2133695764266118801


タブレット対応を意識していない日本人

ともかく、日本では、タブレット向けにwebサイトを対応しようという考えがほとんどない。
つまり、iPadが9.7インチであるため、そのままPCサイトを閲覧できてしまうがため、
必要性をほとんど意識されていないというのが現状のようだ。

ところが海外では、大きくことなる。
米国では、スマートフォン対応からタブレット対応に大きくシフトしてきたという
情報も、我々のパートナーのmobifyのイゴールから報告を受けている。

「タブレットのようなスマートフォン」であるSamsung社の『GALAXY Note』(日本語版記事)や、7インチのタブレット『Kindle Fire』(日本語版記事)などの人気は、時代が変わったこと、そしてわれわれの生活には中間的な製品が入り込む余地があることを示しているようだ。
(台湾に本拠地を置くニュース配信機関『Digitimes』より)




PCサイトでは少々読みにくい。

これが真実ならば、日本のスマホ対応は、もう一度やり直しの可能性がでてきてしまう。
PCサイトのままでは、少々閲覧が厳しくなってしまう。

eコマースや会員サイトでは不自由さを強いてしまうし、
なにより今後の若い世代、女性層、子供たちなどは、PCを持たないで
タブレットで済ませてしまう層が圧倒的に増えて来るとなると、
少々我慢などとは、言っていられなくなってくる。


また、スマホ対応といえば、昨年まではフューチャーフォンからのコンバートが主流。
一方では、面倒くさいからと、スクラッチでスマホサイトを平気で作ってしまう製作会社も
少なくない。(こっちのほうが儲かるから)
今度は、タブレットサイトもスクラッチで構築をしようというのだろうか。


いやそれはもう限界である。
企業担当者は仕事量にしろ、コストにしろ、もう悲鳴をあげてしまいたい状況ともいえる。
個別サイトではマーケティング的な統合がはかりにくいし、コストダウンにも限界がある。

そうなると、我々の提唱しているOneWebソリューションが注目となる。
このブログのタイトルでもあるが One webですべてを解決。
ワンソース・マルチデバイス対応を考えていく時期が、刻々と近づいてきている。
 

2012年8月5日日曜日

【北米モバイル通信】オンラインショッピングのモバイルへの移行の是非とは?

■北米通信 from MOBIFY

MOBIFYのジェームスがワークショップの司会をしました。 Shop.orgのオンライン・マーチャンダイジング・ワークショップでは、Bare Escentuals社のグローバルE-コマース(電子商取引)担当の副社長・Sarah Veit Wallis氏とSaks Direct社の社長・Michael Burgess氏によるパネルディスカッション内容です。 討論の内容は、「オンラインショッピングのモバイルへの移行」でした。

 
スマートフォンやタブレットの大幅な普及により、いま世界は、90年代のネットの登場と同じくらい大きな変化が始まっています。オンラインショップの責任者にとって、いま最もやりがいのあるものといえば、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのあらゆるデバイスに、最適にかつユーザーが使いやすいと感じるスクリーンをデザインすることです。  

 一流のオンラインショップの幹部たちは、モバイルに最適化されたサイトやアプリケーションについての議論をします。彼らの企業は、モバイルに最適化されたWebサイトをどのように展開させてきかを説明してくれます。スマートフォンで買い物をする人を、顧客として取り込むための詳細で具体的な方法を上のプレゼンテーションで説明しています。  Shop.orgのJennifer Overstreet は、自身のブログ『Bare Escentuial社、Saks社の幹部たちがモバイルサイトとアプリを始めたことから学んだ教訓』で、この内容を取り上げてくれました。  
 
 モバイルには勢いがあり、小売業者にも成功のチャンスが溢れています。今回のワークショップでの討論を聞けば、すでにモバイルでの販売事業を成功させている人たちでさえも、これからの無限の可能性に対して興奮を押さえきれなくなることでしょう。  今回の議論の中でのもっとも大きな問いは、モバイルへの投資はそれに見合った利益が得られるのか?ということでした。パネリストは、はっきりとイエス、と断言しました。二人とも、モバイルに対する投資は深く悩むまでもなかったといいきります。 プレゼンの後、たくさんの人から発表したデータやスライドのコピーを求められました。 上にあるプレゼンテーション内容はダウンロードすることができます。




  MOBIFY社について

 2007年設立。カナダ・バンクーバーに拠点を置きモバイル・コンバートのプラットフォームを提供。これまでに2万件のアカウントを発行。主に出版社やネットメディアの情報発信系サイトに利用されているほあ、、米国スターバックスやヴァージンワインなどのEコマースの仕組みとして採用されています。独自のmobify.jsを武器に、OneWebでのマルチデバイス対応、セキュア対応のオープンプラットフォームを開発提供しています。



(James Sherrett, July 25 2012)

2012年8月2日木曜日

オープンソースとなったMobify.js。OSCONレポート 2012

OSCON(O’Reily社主催のオープンソース会議)で学んだこと

■北米通信 from MOBIFY


今回から、パートナー企業であるカナダのMOBIFY社による北米モバイル最新ニュースもご紹介します。

Mobifyチームは、OSCON(O’Reily社主催のオープンソース会議)に出席しました。300名以上が講演し、多くの著名人や企業が参加した意義のある会議でした。ちなみに、開催地は、地ビールの名産地として有名なポートランドでした。
       
 mobify.jsのオープンソース化リリースを考えてみて、OSCONで気づいたいくつか点をご紹介していきます。

■オープンソース・コミュニティの多様性

私たちは、実に多様な企業が参加していることに驚きました。StripeやBraintree、Puppet Labsといった企業のスピーカーが、Unixのハッカーたちと交流している様子が見受けられました。
また、データベースやビッグデータのツール、セキュリティ、クラウド向けのインフラなど、さまざまな分野の企業が参加していました。ご存じのように、そのすべてがインターネットを動かす多くのコードに貢献しているのです。このオープンソース・コミュニティの一員であることは大変刺激的で、そのような活気の中にいる機会があったことを嬉しく思います。


■フロントエンド開発の空白

OSCONでは、フロントエンド、特にモバイルウェブのオープンソース・プロジェクトに力を入れる人にはほとんど会いませんでした。オープンソースの活況は長く続いていますが、JavaScriptはここ数年で開花したにすぎません。
例えばBackbone、PhoneGap、Sencha,その中でもMeteorといった好調なプロジェクトは、Webサイトやアプリの作り方の見直しを図っています。
しかしそれらは、オープンソースのソフトウェアやハードウェアのプロジェクト全般の数と比較すると、まだまだ開発の初期段階にあります。
私たちはオープンソース・コミュニティにおけるフロントエンド開発をリードしたいと考えています。もっともいい方法は貢献です。つまり、より有用なコードをオープンソース化し、デザイン・パターンを追加し、モバイルウェブの構築のためのよりよい手段をシェアすることを考えています。


■コミュニティ・マネジメントがオープンソースの鍵となる

オープンソース・プロジェクトを左右するのが「コミュニティ・マネジメント」です。コードを加えて、背後にあるチームを調整し成長させるには、提供者のためのいい基盤を築くことのために、相当な努力が求められます。

また、オープンソース・プロジェクトへの貢献には、コードと、それ以外のデザイン、文書、エバンジェリズムといった内容が不可欠です。活性化したコミュニティを作り上げるのは難しいことですが、やりがいのある仕事でもあります。
次に紹介するPhoneGap Dayに見られる大きな成功の裏には、素晴らしい仕事を創り、開発者とともに活気あるコミュニティの存在があります。
オープンソース・プロジェクトを始めたいのなら、コミュニティをいかに作り上げるかが重要であるかを心にとどめておいてください。


■PhoneGap Day モバイルアプリにおける大きな成功


OSCONでのモバイル開発者とデザイナーにとって、もっとも注目すべきは、Adobe/Netobi主催のPhoneGap Dayです。PhoneGapのチームとそのコミュニティには、情報がたっぷりの楽しい一日でした。

The Phone Gapプロジェクトは、4年前のバンクーバーで始動し大きく進化してきました。現在ではプラグインの機能性、より多くのデバイスに対するエミュレーターの互換性に焦点を当てています。もし、ネイティブアプリを作ることに興味を持っているなら、PhoneGap は、まさにあなたのためにあると言えるでしょう!

私たちは、実に多くの情報と楽しみをOSCONに見いだしました。来年再び戻って来ることを待ち望みにしています。それまでには、Mobify.jsのオープンソースのより素晴らしい機能を期待していてください!

Ganesh Swami, July 25 2012



MOBIFY社について

2007年設立。カナダ・バンクーバーに拠点を置きモバイル・コンバートのプラットフォームを提供。これまでに2万件のアカウントを発行。主に出版社やネットメディアの情報発信系サイトに利用されているほあ、、米国スターバックスやヴァージンワインなどのEコマースの仕組みとして採用されています。独自のmobify.jsを武器に、OneWebでのマルチデバイス対応、セキュア対応のオープンプラットフォームを開発提供しています。