2012年4月3日火曜日

ローディング時間は、見た目よりも、スピードが第一!の理由

スマートフォンで一番大事なのはなんだろうか?

・ブランディングのための デザインのクオリティ
・操作しやすいユーザビリティ・デザイン
・読み込みのためのローディング時間の短縮
・掲載する情報の整理、品質

これらが非常に大事になってくるが、
3番目の読み込みのためのローディング時間の短縮は、スマホならではのポイントだ。
 


いまでこそ、LTEや無線LANなどが急速に充実してきている感じはするが、
基本は3G回線での使い心地がポイントだろう。
 ソフトバンクにしろ、ドコモにしろ、遅いところでは非常に遅い。いざ使おうとしたところで、
読み込みの品質が不十分であれば、すべてが台無しである。

そのために、デザイナーは画像を極力小さくしたり、ボタン関係はCSSで代用したりと
血のにじむような軽量化策を画策中だ。

とくにECサイトでは、ロード時間の差がコンバージョンに大きく左右するという
データからも出てきている。5秒以上かかってしまうスマホサイトは直帰率も
高くなるとGoogleも指摘してるくらいだ。

解決方法で見落としがちなのは、「キャッシュサーバ」の有無である
Googleの検索結果が速く表示されるように、キャッシュサーバの有無、性能が
スマホサイトのロード時間に大きく左右される。

当然ならがら、
・WP、MTのプラグイン変換方法では、キャッシュサーバーはない。
・またHTML5で解決するという(言い方がまちがっているが)レスポンシヴデザインでも
同じくキャッシュサーバはない。
いずれも新たにキャッシュサーバーの機能~ハードウエアの用意、設定が必要である。


汎用のCMSでは、キャッシュサーバーを実装しているものあるが、それは高額だったり、
安価なCMSでは、別途キャッシュサーバーを用意しないといけないなどの問題がでてくるようだ。

 弊社が扱っているドゥモビiが最初のうち、「ロード時間が速いですね」と、よく客先での技術担当者に言われたことがあります。これも変換サービスがキャッシュサーバーを利用していたり、CDNを利用して最適化配信をしているからです。


それにしても別途キャッシュサーバーを用意すると、ハードウエア、ホスティング、メンテナンスなど
結構やっかいなハードルがでてきます。

手軽な方法として、自動変換方式は手軽で高速な解決手段として、考えてもいいでしょう。