2012年2月19日日曜日

PCを上回ったスマートフォンの出荷台数



世界における昨年10~12月期のパソコンの出荷台数は
1年前から16.3%増の1億2020万台。これに対しスマートフォンは同56.6%増の1億5850万台で、
パソコンを大きく上回った。というニュースがでた。(英国の市場調査会社カナリス

そして日本のスマートフォン出荷台数が昨年は、1000万台を超えたというニュースも届いてきた

ちょっと前まで、ニッチ商品にしか思われなかったものが恐ろしい勢いである。


 ちょっとデータを紐解いてみよう。
一番 正しいかどうかは不明だが,昨年googleが発表したデータが参考になる。

 Google では、IPSOS、モバイルマーケティング協会(MMA)と協力して、世界 30 カ国、30,000 人のスマートフォンユーザーを対象に、スマートフォンに関する大規模な行動・意識調査を行いました。


これによると、日本のスマートフォン率はわずか6%!




 この調査は2011年の3-7月の段階だそうだ。ちょっと低すぎないかと思いきや、
昨年11月には13%まで伸びたとういう調査データも発表された。


さて、出荷台数だけに絞ってみてみると、すでに50%近くまで伸びている。
(昨年Q4で43.1%)


JEITAの統計にみる移動電話の出荷に占めるスマートフォンの割合(四半期調査)


これをみて、ちょっとピンと来ない人もいるかもしれない。
 ガラケーをまだ買っている人がいるのかと。
噂によると、ソフトバンクでは、iPhoneだけで全体の90% auでも50%がiPhoneだという
ドコモの販売題するはソフトバンク+auでほぼ同じだから、ドコモがガラケー率が高いということだろうか?
http://sites.google.com/site/mobilemarketshare/japan-volume

実際に、都内の量販店にいっても、雑誌の広告をみてもすでにスマートフォンが
大きく幅をきかせて、ガラケーの存在はとても影がうすい。

ある、高校生雑誌のWeb担当者に尋ねても
「昨年は20%以下。秋には70% この春は90%になりそうです。」
というコメントが帰ってきた。

統計データをみて、分析するというより、このとんでもない加速状態で、
なにをどうとらえ、どう対応するかがポイントになるはずです。

あまりの勢いに、「ボーゼン!」 といった心境でしょうか?
まあ、トレンドに振り回されるより、精神的にはいいかもしれませんが。