One Web でマルチデバイス対応と考えたときに、
どういう解決方法が一番いいだろうか?
という質問がでる。
よくいわれる答えが、「HMTL5で対応すればいいでしょう」という答え方をする人がいる。
実は、これは間違い。正しくはレスポンシブデザインで対応することであり、これは次世代記述のHTML5だけの手法ではなく、HTML4でも十分対応されている。
もともとレスポンシブデザインは、古くはリキッドデザイン、その後は可変グリッドデザインと呼ばれ、機能の拡張や概念のとらえ方で、いまでは、このレスポンシブ・デザインへと呼び方も変遷してきている。
しかし、問題なのが、対応の難しさと、コストの問題である。
- PCとタブレット
- PCとスマホ
- PCとタブレットとスマホ
1と2の選択肢は、極めて近視眼的な対応方法といわざるえないだろう。
ところが、この3つをあわせるとなると、コーディング技術が相当難しくなってくる。
2つまではともかく、3つをしっかりと対応させると、デバイスの個体の違いも重なって
かなり難易度は高いのでやっかいだ。
それにともないコスト感だが、
PCを100とすると、PCとタブレットを対応すると150
3つを対応しようとすると、200-250ともなってしまう。
これは工数的な算出である。これに、スマートTVが出てくるとどうなるだろうか?
4つを全部レスポンシブデザインで対応しようとすると、これまたやっかいな作業となってくる。
ページ数がすくなければともかく、各テンプレートがことなり、100ページ超などの対応ともなると、もはや人的対応は不可能かもしれない。
そこで変換ツールの併用である。
やりやすいところまでを、レスポンシブで対応し、難易度が上がるところを変換ツールで対応しようという考えである。 もうひとつのメリットがローディング時間の短縮効果である。とくにスマホの場合、外での利用となると、3G回線を使わざる得ない。
そうなると、変換ではなく、より重要なのがローディング時間である。
キャッシュ機能で動いている変換ツールは好都合ということがいえるだろう。
参考
http://www.doya-doya.com/inspiration/2011/06/02/6787
レスポンシブWebデザインのメリット・デメリット
レスポンシブWebデザインのメリットとしてはHTML+CSSで実装できるのでコンテント・ネゴシエーションに比べて楽に実装できます。デメリットとしてはディレクトリとページが各デバイスで完全一致となるため、デバイスごとにサイト「構造を変更することができません。すべてのデバイスでファイルサイズが同一のため、マシンパワーが低く、回線の遅いモバイルではおそくなってしまう。つまり、ロード時間に時間がかかってしまいます。
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