先日も、リードエキジビションが主催する「Japan IT Week 春」〔5月9日~11日)の説明会にいってきましたが、事前説明会にも関わらず、セミナー会場がいっぱい!という盛況でした。
スマホ、スマホといって、さてどの方法が一番いいのか?この答えをさぐるためにも、
企業担当者の今をヒアリングしたところ、
「正直いって、知見を高めるために、勉強会や意見交換会をやってみたのですが、
相談するばかりで、お互い知見がたらないのが露見。あまり意味がないというのがわかったんです」(某飲料メーカー Web担当者)
だから、スマホ変換もツールか、CMSか、またはhtml5か、専用サイトを構築するか、
まだ混沌という状態ですね。それに企業の商材、サービスの違いが違いますから、いろんなパラメーターでもって、整理をしようとしても意味がないかもしれません。だって、やっているように見えても、まだ第2階層しかやっていないんですよ。そういう状態です。」
なるほど、なかなかおよその回答を探し出すというわけにはいかない。
そこで、御大に尋ねることにした ビービッドの宣伝広報の渡辺春樹氏に。
「なるほど。なるほど。これはですね。」
開口一番、渡辺氏は、立て板に水のごとく語りはじめたのです。
■スマートフォンサイトは、PCサイトそのものです。
「トリプルスクリーンという概念で語れば、こうれはもう時代の流れから考えて明白なんです。
「つまり、今後は、スマートテレビ、PC、そしてスマートフォンの3つスクリーンの時代が必ず
やってくる。そのときにリソースをどこに置くかで決まると思います」
当然、下からではなく上から考えるほうが理にかなっている。画質や情報量から
考えてみると、スマートテレビ用コンテンツから振り分けたほうがいいという。
ところが、スマートテレビにはまだ普及以上にコンテンツを作成するに時間がかかるし、今までの膨大なコンテンツはPCに多く存在している。
「そうなると、企業のサイトはPCサイト起点に、作ったほうがいいといいわけです」
それには、サイト変換ツールを使ったり、汎用のスマホ向けCMSを導入して振り分けて使ったほうがいいということになる。我々の選択も間違いではない。
「意味がないのがガラケーからのスマホ変換でしょうか?」
もともと情報量がないので、スマホにしたときにプアデザインになるし、テキスト的な情報もモノ足らない。ゲームなどの企業は別として、一般の企業はPCサイトからのスマホ変換でしょう。
渡辺氏はこのようにも語る。
「可変グリッドデザイン(リキッドデザイン)にするというももありますが、
HTML5で、対応するにしても6-7年は移行にかかるというのが読みです」
こうした状況を生んでいるひとつの要因が アンドロイドにあるという。さまざまなタイプが現れて、それぞれバグがあったりする。サムソンなんかはロットごとに違うバグもあったりするという。
あまりんもばらけるために、収集がつかないのが業界の悩みだと。
さて、今回の整理として
- 今後はガラケーは捨てる
- スマホは生活の中心になるから注力
- PCからの変換がベター
- 5-6年は移行期となる。
以上が結論になるでしょうか?
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