2012年2月18日土曜日

トライアルですべきこと。してはいけないこと

スマホサイトをどのように作りましょうか?


この質問こそ、ほぼ愚問だ。

Web業界で15年くらいやっている私でさえ、「さて、どういうようにしよか?」

というイメージが小さかったのを記憶している。

イメージがないと人は、どうでもディテールをみたくなったり、できあがったものに対して
 感覚的な意見を言う人が多い。

結構、若手で まじめな人ほどこういう傾向が強い。

これがWebディレクターにとってはやっかいなのである。

慎重に、ステップを踏んでいっても、最後の最後でひっくり返ったりしまうケースが多い。

生の原稿はみない。ラフはみない。色構成はみない。
最後の最後の最終校了のときになって、
「いや違う、変えてください。それもいますぐ。明日までに」
と、もう無茶苦茶なのである。

これはクリエイティブ業界全体の今も昔も変わらぬ悩みであります。

スマートフォン・サイトの場合も同じである。

だいたいこのタイミングで、誰が理想のスマホサイトをイメージできるだろうか?

■最低限これだけは、考えること。
・ターゲットはどうだろうか?
・誰にどのように使ってもらうべきか?
・必要なファンクションはなんだろうか?
・PCから何をもっていくか?

これくらいは整理があっていいであろう。

しかし、先のようなイメージのない人は、「全部!」「Flashも!」と、大変です。
 そして、あとから、ロゴが小さい、順番をいれかえろ、ちょっと違う!?と、
本質的な部分とは違うところに指摘がばんばん入ってくる。

いろいろなスマホサイト制作のメソッドは、また今後にゆずるとして、

ぼくは、大事なコーナー(コンテンツ)をまず、5つだけ選んでください。
と、尋ねるようにしている。

まず作ってみることです。半年くらいそれで様子をみましょう。

一度作ってみると、いろいろ見えてきます。
問題点や、本当にやりたいことはなにかが。

ここでも”Quick&Dirty”でやってみましょうよ。








0 件のコメント:

コメントを投稿