iOS対Android そのシェア争いの結果は?
ドコモからはTIZAN、KDDIではFirefoxによるモバイルOSが発表されましたが、ではこの新しいモバイルOSは、どういう戦いをこれから挑むことになるのでしょうか?アメリカにおけるモバイルOSの割合が、Mobify社により発表されました。これらは約2億人のユニークユーザーと2万件モバイルサイトを持つ、同社独自のネットワークから算出されたものです。
私たちは、iOSとAndroidばかりに注目しているように思えますが、実はこの2つのOSだけで全体の93%のシェアを持っています。またBlackberryは4%。つまり残っているのがWindowsを含め3%に過ぎないというわけです。
- 赤=Android
- 青=iOS
- 紫=イーブン 50:50
結果として、赤く見える部分が、Androidのシェアが高い州。青く見えるエリアが、iOSの割合が高い州です。50:50のイーブンの州がむらさき色で表しています。
ここで言えるのは、PCとモバイルでは異なる環境にあるということです。つまり、今後のモバイル戦略を考えるならば、93%のシェアを持つ iOSとAndroidにフォーカスしたほうが無駄がありません。
よく質問を受ける中に、Windows Phone や 上記にあげた新OSについて質問がでますが、シェアが上がってくるまでは無視してもいい存在です。同様に、ブラウザも Safari Chrome, Firefox Operaぐらいにとどめておくことが重要です。そのほかのブラウザはなきに等しいのです。またKindle Fireに搭載されているブラウザ、 Amazon Silkもまだまだシェアは小さすぎるといってかまいません。
数字的な根拠とともに、注力する対象にフォーカスして、無駄のないモバイルサイト構築をすることが重要です。
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