モバイルサイト最適化のための4つのキーワード
スマートフォンサイトの特徴は、PCサイトとは異なります。そのため、多くの混乱が生じています。モバイル向けに重要なコンテンツとはなにか?どのページを最適化させるべきか?さらにタブレットが登場し、新たなタブレットサイトの必要性も生まれ、混乱の度合いはますます高まっています。
今回は、モバイルサイトを素早く構築するためのアプローチをまとめてみました。
やっぱり、まずはサイト分析!
「迷ったらデータを見ろ」という鉄則どおり、スマートフォンやタブレットのためにPCサイトを最適化するには、サイト分析から始めるのが一番です。まだその割合が少なくてもモバイルからアクセスする人がいます。彼らの行動を研究することで、なにが一番大事なのか、どのようにニーズを満たせばいいかを考えていきます。
ステップ1:スマートフォンとタブレットの訪問者を区別する
今回のレポートでは、調査分析にGoogle Analyticsを使います。人はデバイスによって行動パターンを変えることが分かってきました。
しかもスクリーンサイズよりもコンテンツが大事なのです。
しかもスクリーンサイズよりもコンテンツが大事なのです。
まずはモバイルのトラフィックを分析:
1.
Google AnalyticsのReporting項目に行きます
2.
Standard ReportsでAudienceからOverviewに変えます
3.
Advanced Segmentsを選択します
4.
All Traffic, Mobile Traffic, と Tablet Trafficをチェックします
5.
適用をクリック
それぞれのデバイスから訪問数など、有益な情報がみてとれます。モバイルのトラフィック分析のやり方を学べば、直帰率(Bounce Rate)や平均PV数をデバイスごとに見ることができます。
ステップ2:トップページではなく、トップコンテンツをどうするか?
ユーザーはどのページをもっとも訪れるのか?必ずしもトップぺージとは限りません。ほかのソースから訪れる場合は、どのページにランディングするのかをチェックしてみましょう。例えば、検索エンジンでは、トップページではなく、あなたの会社情報が見られているかもしれません。
トップコンテンツを探しだすためのステップ:
1.
Conent > Site Content >
All Pagesへ行ってください。
2.
3つの項目(すべて、スマートフォン、タブレット)を個別に見て、違いがないか探ります。
3.
以上の手順をContent >
Site Content > Landing Pagesで繰り返してください。
ここから、どのページ制作に専念すべきかわかります。最も訪問されるトップ5と、ランディングページのトップ5をしっかり分析することです。ここだけでおよそ40-80%のモバイル・トラフィックを占めるはずです。
ステップ3 :もっとも重要なデバイスを選択する
どのデバイスを利用してサイトにアクセスされるのかをチェックしましょう。
まず、Google AnalyticsでAdvanced Segmentsの項目をすべて解除し、Audience
> Mobile > Devicesへ行きます。
ここから、どのモバイルデバイスに最適化するべきかの順位づけを考えます。スマートフォンサイトとタブレットサイトのどっちを先に作成するべきか?両方同時にやるべきか?などです。
ステップ4 :ベンチマークに必要な測定基準とは?
モバイルでの訪問者がどのコンテンツを閲覧し、どのデバイスを使用しているかを理解すれば、モバイル化のための決断がしやすくなります。最後は、重要測定基準のレポート、ベンチマークやゴールを求めることです。
モビファイで行っている測定基準:
- コンバージョン率と収入
- モバイル訪問と全体比率
- デバイス毎の直帰率
- 一訪問あたりのPV
- よいコメントVS マイナスのコメント(品質重視)
ROI(投資収益率)を計算するためにも、これらの数値を必要です。
最後に
期的な成功に導くために、よくデザインされ、高いパフォーマンスを持つモバイルサイトが必要です。サイト分析により、モバイル化するのにあたって大事な情報を得たり、より良い決断をしたりすることが可能になります。
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