最近、「モバイルファースト」を考える機会が多いのですが、そもそもデスクトップサイトというのは「いかに情報を詰め込むか」という、なりゆきで始まったと感じています。
つまり限られたサイズの中で、いかに情報を効率よく詰め込み、ポイントを押さえるか。これは雑誌のレイアウトの原則だったのではないかと思っています。かつて、雑誌の編集者をしていた頃に、デザイナーのN親分が、教えてくれたことがあります。
「ただ詰め込んじゃダメ。なにがポイントかを考えてラフを描くんだ」と。
ビギナー編集者というのはどうしても要素を詰め込んでしまいがちです。「白スペース恐怖症」というのもありました。でも、こういうページは、「どこがポイントであるかどうか、わからない」からダメページにあるというのです。
答えとしては、「つまりポイントを作れ」でした。
今考えると、雑誌デザインは、雑多な要素に調和をといれた「幕の内弁当」だったともえいえます。この写真の場合、ポイントとなるのは、エビフライです。
さて、幕の内弁当デザインといえばヤフーです。
かつてのヤフーのデザインはこれでした。それが10年後にはこうです。
1997年 2010年
→
どうでしょうか?
複雑化をつづけながらも、「そうじゃいけない、よりわかりすく、より多く」という「整理とポイントの歴史」を続けてきたといえるでしょう。
ヤフーの場合はレクタングル・バナー枠が「エビフライ」に相当するのでしょう。
モバイルファーストの時代は、ファーストフードの発想で。
モバイルファーストの時代になってくると、今度は、情報を最小化していく必要があります。幕の内弁当ではなく、「ファーストフード」に切り替える発想だとおもっています。
マクドナルト、吉野屋、Coco壱番屋、KFC・・・・・
『モバイルファースト』著者 ルーク・ウロブロスキーがいいます。
ユーザーに場所や、そのときのニーズ、つかい用途を考えてデザインしていく必要があると。
しかし、問題は、それをどう実践していくかが重要です。なにしろ我々は15年以上も「幕の内弁当」の発想でWebサイトを作り続けてきたきたわけですから、そう簡単には切り替えられないのです。シンプルで要素の少ないデザインをできるでしょうか。
雑誌デザインでいう「白スペース恐怖症」に似た、シンプルすぎる要素を
どう判断していくことになるでしょうか?
ぜひこれについて、ご意見お願いします。
つまり限られたサイズの中で、いかに情報を効率よく詰め込み、ポイントを押さえるか。これは雑誌のレイアウトの原則だったのではないかと思っています。かつて、雑誌の編集者をしていた頃に、デザイナーのN親分が、教えてくれたことがあります。
「ただ詰め込んじゃダメ。なにがポイントかを考えてラフを描くんだ」と。
ビギナー編集者というのはどうしても要素を詰め込んでしまいがちです。「白スペース恐怖症」というのもありました。でも、こういうページは、「どこがポイントであるかどうか、わからない」からダメページにあるというのです。
答えとしては、「つまりポイントを作れ」でした。
今考えると、雑誌デザインは、雑多な要素に調和をといれた「幕の内弁当」だったともえいえます。この写真の場合、ポイントとなるのは、エビフライです。
さて、幕の内弁当デザインといえばヤフーです。
かつてのヤフーのデザインはこれでした。それが10年後にはこうです。
1997年 2010年
→
どうでしょうか?
複雑化をつづけながらも、「そうじゃいけない、よりわかりすく、より多く」という「整理とポイントの歴史」を続けてきたといえるでしょう。
ヤフーの場合はレクタングル・バナー枠が「エビフライ」に相当するのでしょう。
モバイルファーストの時代は、ファーストフードの発想で。
モバイルファーストの時代になってくると、今度は、情報を最小化していく必要があります。幕の内弁当ではなく、「ファーストフード」に切り替える発想だとおもっています。
マクドナルト、吉野屋、Coco壱番屋、KFC・・・・・
『モバイルファースト』著者 ルーク・ウロブロスキーがいいます。
ユーザーに場所や、そのときのニーズ、つかい用途を考えてデザインしていく必要があると。
しかし、問題は、それをどう実践していくかが重要です。なにしろ我々は15年以上も「幕の内弁当」の発想でWebサイトを作り続けてきたきたわけですから、そう簡単には切り替えられないのです。シンプルで要素の少ないデザインをできるでしょうか。
雑誌デザインでいう「白スペース恐怖症」に似た、シンプルすぎる要素を
どう判断していくことになるでしょうか?
ぜひこれについて、ご意見お願いします。
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