2012年9月11日火曜日

One Webでゴーマンかましてもよかですか?

スマートフォンサイトを作るときに、どうつくればいいのか?
これが いまWeb担当者が、一番悩んでしまう問題です。

私たちは、One Web ですべてのデバイスに対して最適表示をするのが理想です


といっても、次のような反論が次から次へとでてきてしまいます。

1.「もともとモバイルは特性が違うのだから、別に作ったほうがいい」

2.「モバイルはランディングページだけのほうがいいでしょう。」

3.「PCサイトの一部と新たなコンテンツを加えるのが理想です」

4.「モバイルこそアプリなんです。これからはWebサイトではなくアプリです」

これらは、一理あるというようなソリューション策のようですが、
いろいろ問題があります。

1の場合は 別に専用サイトを作ることになります。コンテンツ制作も、デザインも、場合により
インフラも別にかかってしまい、おまけに担当者の運用の手間だって馬鹿になりません。こういう提案をしているのは、大手製作会社だったり、大手代理店がこのパターンです。なにしろ、お金がとれるので、一番ありがたい方法ですよね。

2.の場合は、うんと短絡的ですよね。しかもお金がかかりません。データ分析の視点からCPCなどで判断すると、費用対効果と相まって、もっとも効率てきなのかもしれません。しかし、ポイントは、「スマホサイトはPCサイトだ」ということです。オーガニックな自然検索によるトラフィック流入や対流時間ということは一切考慮されていない発言です。これについてはどういう論理でしょうかね?

3.これは一見合理的な見方かもしれません。しかし、PCWebの流用に1)のオリジナルを加えるわけですから、必然的にコストがかかってきてしまいます。ほかの業者さんとも意見交換をしますが、Web担当者さんのスマートフォンサイトのイメージは、「最初は、まずイメージがない」が共通の意見です。なので、できあがってきたサイトのイメージやコンテンツに対して、「いきなり修整」という事態が発生しているようです。まあ、北米でも同じようで、mobifyのイゴールと話したら、クライアントは最初は「No  Image!」と答えていました。まあ、セカンドステップでのアイデアとしてはいいでしょう。

4.いきなりアプリと来ました。
アプリが2年前に脚光を浴びた理由は、スマホのトップ画面に入り口を持てるという期待からでした。その後、各社がこぞってアプリを数百万円を投入した作成したところ、次のような結果がでました。「誘導費をかけないと、おもったよりダウンロードされないね」。実は、これが実態です。
ユニクロやマクドナルドのような特例を除いて、ほかのアプリは数百件どまりというところも少なくありません。そのため、1ダウンロードが 5000円という本末転倒現象におこっているのす。
北米でもアプリはロイヤリティ向上のため、リアルな閲覧はWebでが理想です。

では、「One Web ソリューションは、果たして理想なのか?」


 One web なら、同一ULR、同一ぺージです。

 別サイトになるとか、サブドメインになってしまうということが避けられます。これは自然検索でのSEO効果がキープされます。またTwitterやFacebookでの拡散、および流入が別ページに流れることや流入が分岐されれしまうことが避けられます。また、ログ解析がしやすくなり、サイト分析ツールも有効に機能させることができます。これはEコマースを行っている方々には朗報で、ムダのないWebの流れを作り出すからです。これを一方で追求しているのが、いまデザイン業界で注目の
「レスポンシブ・デザイン」です。

これを某分析会社の広報担当をされているWさんに尋ねてみました。
(←掲載許可をとっていないので、改めて確認です)

「昔から、Oneですべてのデバイスをまかなうのが理想的なんですよ。いまさらの話じゃありません。いままでできなかったのは、デバイスの性能がOneWebソリューションに追いつかなかっただからなんです。ガラケーでWebはみにくかったし、検索性は悪かった。それがスマートフォンでようやくPCと同じような閲覧や検索、メールなど遜色ない状態になった。ただそれだけが理由です。」

「ウォー!!」 
もやもやが晴れたぞ。そう考えれば、理想の時代に近づいた。いままでの派生理論は過度期だったことが理由だったりする。そう考えると、スッキリと整理できますよね。



ゴーマンかましてもいいよかですか?
「無駄な費用はかけてはダメです。
コストダウンを最優先にして、まず最初のトライアルは、スマートフォンだけでも、
OneWebで最適表示をめざしましょう!」

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