2012年9月5日水曜日

LINEの急速な伸びと、携帯キャリアチェンジが爆発的に起こる可能性について

韓国NEVERの「LINE」がたった1年間で世界で5000万人のユーザーを超えたという。 サービス開始からわずか1年というし、いまや世界8カ国語でサービスが提供されています。


これからのSNSはモバイルだ。そして、その代表格はLINEだと、もう昨年の秋から言われていたのに、個人的にはいまひとつその理由がわからなかったのです。

無料通話のVIVERと、どう違うのか、とその程度の認識しかなかったのです。
答えを教えてくれたのは、女子大生でした。

「だれも電話なんか、しないんですよ。使っているのはチャットですよ。それもグループの。」

「?」


チャットのなにが面白い・・・・・・・?。若い人のもの。オレには関係ないだろうな。
と、「これも世代間ギャップ」と片付けてしまいそうでした。

しかし、これには、大きなパラダイムシフトが潜んでいたのです。

LINEが使われ出してから、若い世代に次の変化が起こってしまいました。

・スマートフォンでは、メールの代わりにチャットがコミュニケーションの手段。

・LINEにより、いままで携帯メールは使われなくなってきている。

・SNSで簡単に相手がわかってしまうので、もうメルアドの交換はしない。

・つまり音声電話もしない。メールもしない。チャットが中心。


もう少しいうと、初めてあった人でも検索で相手がわかり、わかった上でコミュニケーションが始まる。一対一のトークから、グループチャットの機会が広がっている。などなど、結構、聞けば聞くほど
今までとは違う。あとメーラーを立ち上げるのが、もはや面倒。チャットが気軽でいいともいう。

この変化で気づきましたか、実は、あっ!なんです。

携帯キャリアのキャリアチェンジは、これまでずっとおこっていませんでした。
2006年10月に始まったMNP(モバイルナンバー・ポタービリティ)でも、おもったほどはキャリアチェンジはおこらなかったようです。その理由は、「メルアドを交換するのはイヤ!」というものでした。

考えてみると、キャリアチェンジを妨げていたのは、
1.携帯番号
2.メルアド
3,家族割

の順番だったはずです。

キング・キャリアの安泰を保っていた条件のうち、これで上位2つが崩れてしまい、もはや3の「家族割」しか残っていないといえます。
2.のメルアドは、いまから思えば、変えられない存在とおもっていたから、完全なノーマークでしたね。なにより、携帯メルアド、そのものが不要になりかけていることが驚きの変化です。











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