2012年5月5日土曜日

CMSでスマートフォン変換するということ

本気サイトでは、CMSの導入はかかせません。

CMSとは Content management systemの略で、コンテンツの自動更新、タイマーによる自動掲載や掲載をはずしていくなど、人的には難しい1)大量コンテンツ、2)頻度の多い更新作業、3)場合によっては、掲載可否などの機能もとりいれたマネジメントシステムです。

そのため、スマートフォン対策の場合にも、現在のコンテンツをシステム的にテンプレートを介して吐き出しをすればいいという考えがありました。
 「ワンソース、マルチデバイス」の考えです。

1)、汎用の一般的なCMSの導入です。

ところがこのCMSですが、現在の汎用CMSはそのような仕組みになっていません。このあたりを変えてくるとなると大がかりなシステム投資が必要となり、CMS開発メーカーがしのぎを削っている最中だとおもいます。

一方で、高機能のCMSの場合、開発投資や導入投資の金額が大きすぎて、簡単にトライアルというわけにはいきません。中には数百万円という初期導入が必要なものもあります。

同じような理由で、細かい設定や変更にはむかない。理由としてエンジニアによる調整設置が必要で、都度、調整費がかかってしまうなど、ユーザーの懐具合にはやっかいものです。

2)もうひとつ、ブログツールでの対応です。

 ワードプレスやムーバブルタイプのプラグインで対応するという考え方もあります。これらは元々ブログツールですが、古くから簡易CMSのツールとしての機能ももっていました。気軽さと初期費用のコストの低さが魅力です。課題としては、プラグインだけだと、画像はリサイズしかされておらず、画像の軽量化(レンダリング)およびキャッシュ機能はもっていません。そのため新たに、この2つの部分を用意しないとロード時間の高速化が難しいともいえます。


3)最後が、自動変換ツールによる方法です。

この方法は、PCサイトを自動変換サービスによって、スマホサイトに変換する方法です。多くはプロキシーを介して、PCサイトをテンプレートによりスマホサイトに最適化する方法です。当初、一時的なサービスと思われていましたが、汎用CMSのやっかいさや、オーガニックな自動表示方法にまだ課題があり、しばらく続いていくサービスとして見直されてきています。フレキシビリティと運用面での扱いやすさ、小回りの効く修正などがそのポイントです。

以上はどれも広義的にはCMSによる方法となります。最適な方法をさがしてみてください。



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